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をすればもっと長持ち。まなびが教えちゃうおうちメンテ 住まいのプロに、お手入れのここが聞きたい

◆珪藻土、しっくいなどのシミ抜き

醤油、コーヒーなど水溶性のシミは、霧吹きで1日2〜3回水を吹きかけて、乾燥させると約2〜3日でシミが消えます。
上の方法以外に、柔らかい布にキッチン用漂白剤を3倍に薄めたもので、シミ抜きの要領で落とすこともできます。
注意:胡麻油や中華ドレッシングなど油性の汚れは、上記の方法でも多少跡が残ります。
珪藻土、しっくいの、入り隅のクラックや、ヘアークラックと呼ばれる小さなひび割れ、大小のキズ等の補修方法のついてのご質問もいただきましたが、多少専門的な部分もありますので、石坂和ら木工房にお越し下されば詳しくお教えいたします。

◆床のワックス〜木には塗装やワックスが必要なの?

良くぞ聞いてくださいました!結論を言いますと、床にワックスは必要です。なぜならいちばん汚れる場所だから!分かりやすいでしょ?ただ、その頻度や手間の掛け方は汚れ具合や箇所によります。無塗装の木は水や汚れが浸透しやすいので、水じみ・汚れ・黒ずみが付いた場合、除去するのが少し難しくなります。塗装をすると汚れが目立ちにくいともいえます。また、雨や水がかかる所は木の防腐処理のために塗装することをお奨めします。逆に言うと水のかからない所や、手がふれない所は無塗装でもいいのです。ただ、木の保護のために少しだけ油分を補ってあげた方がいいでしょう。特に水廻りの床はワックスをかけてこまめにメンテナンス。
内部の木部には直接触れても安全な米ぬかなどを原料にしたワックス、外部には天然素材の防腐液、植物油等の自然塗料、ベンガラ、柿渋などがおススメです!

◆ムクの木のフローリング〜キズの補修はコレ!

◆小さなへこみキズ
へこみに水をつけてみてください。無垢材は生きていますので、膨張し、戻る場合があります。(1日程度おいて様子を見てください)水をつけて膨張させた部分にアイロンを軽く当てて乾燥させてから紙ヤスリ(サンドペーパー)で軽く削って平らにします。それでもへこみが目立つ場合は補修用オイルを擦り込みます。

◆目立つキズ
ササクレなど突起部分はカッターナイフで取り除きます。
キズ部分をサンドペーパー(#180から順に細かくし、#400程度まで)でキズが目立たなくなるまで、平滑にします。補修用オイルをごく少量擦り込みます。
艶を出す場合は、更にサンドペーパー(#800〜1000)でならします。へこみは残りますが、ほとんど目立たない状態まで補修できます。

無塗装の木の汚れやしみはホウレン草のゆで汁で拭きましょう。ホウレン草に含まれるシュウ酸に汚れ落としの作用があります。40℃ぐらいにあたためたゆで汁を雑巾につけて拭き、そのあと水拭きし最後に乾拭きします。粉石けんや重曹も同様に使えます。外部デッキなどで汚れがひどい場合は亀の子タワシやブラシを使ってもかまいません。

◆お風呂のカビの撃退技!!

浴室などでカビが発生した時には、消毒用エタノールで拭き取りましょう。殺菌作用があるので霧吹きに入れて浴室にまんべんなくスプレーしておくとカビの予防になります。エタノールのかわりに焼酎(!)でも代用になりますが、かえってシミになる場合もあるので部分的に試してからにしましょう。(アルコールを使うときは火気厳禁!)カビは石鹸や皮脂などの栄養分がなければ発生しないので、入浴後最後に水のシャワーで全体を流しておきましょう。そのあと窓を開けるか換気扇を使ってしっかり乾燥させればかなりカビは予防できます。 備えあれば憂いなし。どんなことも予防が肝心!

◆カーテンのお手入れ

カーテンの汚れは、ほとんどが空気中のホコリの吸着です。日頃からカーテンを軽く振るか、はたくなどして、こまめにホコリを落とすように心がけて下さい。掃除機のノズルをブラシなどに交換して吸い取るのも効果的にほこりが取れます。
また、タバコのヤニやキッチンの煙は、時間がたつほど落ちにくくなりますので、適度な回数の洗濯が必要になります。
レースのカーテンは年に2回くらい、厚手のカーテンは2〜3年に1回くらいが平均的な洗濯の回数です。
結露水にカーテンが触れないように注意することも大切!カビの発生や汚れの原因となります。

◆最近人気!和紙など自然素材の
   壁紙やフスマ、障子のお手入れ

ビニールクロスと違って、和紙は自然素材。色々なものを吸収しながら年月と共に亜麻色に変色し、古くなる程味わいがでますし、環境や健康には良いのですが、その分マメなお手入れが必要になってきます。
シミ取りは濡れた布で軽く叩く様にして一度汚れを浮かし、少し時間をおいて乾いた布でふき取ってください。補修不可能な時には、ちぎり絵のように同質の和紙を上から貼るか、半間分を上から貼ると良いでしょう。
◆フスマ・障子のお手入れ

フスマのシミやカビは、汚れから発生します。毎日の掃除をこまめに行いましょう。
シミをつけたら、すぐに水かけか、きれいな布でふき取って、ぼかして下さい。
ハタキなどで毎日、埃を払い、縁や引き手は乾拭きしましょう。張り替えは最長で10年に一度くらいが目安です。
枠の汚れは水拭きし、カラ拭きします。落ちにくいときは住居用洗剤で拭き、水拭き、カラ拭きします。
シミ汚れは、住居用洗剤の薄めた液を少しつけ、シミ部分にトントンと軽く叩き、シミ部分が薄まってきたら、乾いた布で軽く叩き、水分と洗剤分を取ります。あとはよく乾かしてください。
ほんの少しの薄汚れは、画材用の練消しゴムをよく揉んで柔かくし、汚れ部分をトントンと軽く叩きます。
ふすま紙を傷つけるので、こすったり、強く叩いたりしないように注意するのがポイント!
引き手まわりは一番汚れています。ふすま本体と同様の手順でこまめなお手入れをお勧めします。

障子もシミやカビの原因は汚れから発生します。こまめなお掃除が肝心。週に一度くらいは、ハタキで埃を上から払い落としましょう。張り替えは最長で5年に一度くらいが目安となります。障子の枠や棧は白木で、塗装されていないので、科学雑巾や濡れ雑巾でふくと、シミになる事があります。乾拭きにしましょう。
黄ばみや日焼けには、水と洗濯用のり、液体酸素系漂白剤を混ぜたものを、霧吹きで吹くと、効果が期待できます。フスマ、障子、両方に言えることですが、煙は大敵!近くでのタバコは×ですよ。

◆お風呂タイムを快適に

湿らせたスポンジに石鹸を泡立て、重曹をつけて、水垢をこすり落とします。その後、水で洗い流し、仕上げは乾拭きで。頑固な汚れは、弱アルカリ洗剤を吹きかけてしばらく放置し、スポンジによりこすり洗いをします。その際、専用のカビ取り剤を使用するとよりきれいになります。
人工大理石の浴槽の場合は特に注意が必要です。意外と傷がつきやすく、酸性とアルカリ性の洗剤には耐性がないので、(特に酸性には弱い)原液を放置するとシミになってしまいます。
日頃のお手入れは、洗剤は中性か弱アルカリ性。スポンジを使用して磨きます。弱酸性洗剤は使用不可!
頑固な汚れは、中性洗剤を吹きかけてしばらく放置して、スポンジによりこすり洗い。局部的には耐水サンドペーパーを使用すると効果的です。

◆お風呂用洗面器など、浴室備品のお手入れ
浴室備品の汚れは石鹸カスとカビによります。基本的には浴室用洗剤かクレンザーを使いますが、しばらく塗布後放置しておくと良いでしょう。 しつこい汚れにはカビ取り剤などの漂白剤を使用します。擦るときはスポンジや毛の長い柔らかいブラシを使用するようにします。
石鹸カスなどがこびりついているしつこい汚れには、研磨剤入りのクレンザーを使用するか、ペーパータオルなどを貼り、洗剤を拭きかける「湿布法」が効果的。木の製品はゴシゴシ洗っても大丈夫ですよ。

◆トイレだからこそ家でいちばん清潔な場所に

シンクや便器にある水垢の正体は、水道水に含まれるカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、シリカ成分、ケイ酸などが、水で潤っている状態と乾燥を繰り返すうちに堆積してできたもの。石の様に硬くなった水垢や黒スジは、一般の洗剤では除去が困難なので、あきらめている方も多いのでは?
でも大丈夫!あるんです。このガンコな汚れの退治方が。まず、ポンプで便器トラップ(水が溜まる部分)の水を抜きます(灯油用ポンプが便利!)。そして汚れている場所へ食器洗い用洗剤をかけて、スコッチブライト(住友3M)で磨いて下さい。だいたいの汚れが取れます。次に、水垢落しで残った黒すじを磨いて下さい。
以後はスコッチブライト (柄付ブラシでは、力が入らず、すき間があり表面全体を清掃できないので水垢が落ちにくい)で蛇口の周りを磨けば、便器はいつもピカピカです。他に、割り箸、竹ベラ、耐水サンドペーパー(1200♯)を使う方法も(こびりついた尿石などは、トイレットペーパーを貼り付け、洗剤を掛けて30分くらい置くと削りやすくなります)。グッズは、専用の水垢除去剤「陶器専用水垢除去剤」、「業務用トイレクリーナー」などが、インターネットでお取り寄せ可能な他、スーパーなどでも、専用のヤスリの付いたスポンジ(陶器専用・トイレ用)が売っています。
でも、実はトイレをきれいに保つ秘訣は、汚れに気づいた時、すぐに掃除するコト!洗剤も要らず、これだけで汚れのつき方が違うものです。「汚れを取るより、汚さない!」ご家族にも協力してもらいましょう!